すべり症から10年
すべり症と診断されて10年経ち、
だんだん歩けなくなり痛くてしゃがみ込むことが多くなり、
洗面台で顔を洗うのにかがめない、
トイレで下着を上げ下ろしするのも痛くて大変(~_~;)
仕事を休むことになって、
何をしていたかというと3か月位かけて、
評判のいい鍼灸院へ行ったり、
ゴットハンドのマッサージ師を頼りに高額な施術代かけてみたり💧
すべり症とは加齢などの原因で椎骨がズレ、
痛みなどが生じます(いくつかの原因のひとつです)
脊髄の神経が圧迫される状態になる為、
激痛、歩行障害などが起こります。
こうなる前に、整形外科でX線検査を行うのが良かったのかな
と。
痛みを抑える保存療法で効果が出ないときまた
生活に大きな支障が
出てしまったときは、手術を勧められるのだといわれます。
鍼灸院では、
筋肉カチカチで針が入っていかないよ!
そうとう痛みで張ってる!!
ゴットハンド先生
これはやたらに触れないから、
他をあたってください!
…結局、
評判がいいという先生を頼りに行ってもお手上げ状態でした…(;”∀”
とうとう何もできなくなり激痛でもだえ苦しむようになり、
手術を迎える大学病院へ行くことになりました。
腰部脊柱管狭窄症
すべり症からくる、
腰部脊柱管狭窄症と診断されました。
脊柱管が狭くなることで神経を圧迫し
足の痛みやしびれで歩行が困難になる。
休み休み歩くなど、
前屈体制をとると楽になります。
60歳以上に多いとされますが、
若い人でも発症するケースもあります。
先天性のものもあります。
現に、私も今回40代で発症しました。(30代半ばで一発目)
小さなスーパーでも1周できず、
買いたいものが気軽に買えなくなる…
レジにつく頃には痛みで脂汗を流し、
しゃがみ込む。
外に出ることも辛くなってきました…😣
腰部脊柱管狭窄症固定術
脊柱管の神経を圧迫している部分を除去、
不安定になった腰椎を金属のスクリュウやロッドで固定。
背中側の腰から切開し、狭窄の原因となる椎間板を取り、
金属の土台を入れて自分の骨を移植し、
椎体と椎弓にスクリュウとロッドを埋込み椎骨を連結する。
(私の砕いたところに移植した自家製の骨は、
お尻のあたりから取ったと聞いてます(・・;))
主治医から手術の説明を受け納得してサインしました。
私は何度も同じ質問をしました。
「もう痛くならない?歩けるようになる?」
答えは、
- 後遺症が出るでしょう。痺れは残ります。
- 以前のような身体に戻るわけではない。
- 手術をした患者さんたちは、「痛い痛い」と言いながら畑仕事が出来たりしています。
そうか…。
この時は、とにかくこのもだえ苦しむ痛みを取りたい!
痛くて身体を丸くしたままから抜け出し、歩きたい!!
手術を迎える
手術時間は、2時間かかります。
麻酔のかかる時間など、
多少のズレはありますので心配しないように。
主治医から家族へそう説明がありました。
そのとおり、
大幅にズレて4時間と少しかかったそうです!
待っていた家族は、さぞ心配したことでしょう…
なにがどうかなってしまったのか!?
よからぬ事が頭をよぎったそうです…
ごめんねm(__)m
そして…
無事に終わりました
麻酔がかかっていて4時間をなんにも感じなかったけど、
病室へ戻ったころに麻酔はまだ切れてないけど、
痛みでうなされてました。
手術中はうつ伏せでした。
腰の後ろを切るからです。
病室へ戻れば仰向けです。
痛み止めの点滴、
脚がむくまないように、
弾性ストッキングを履き脚を空気圧でマッサージ。
身体じゅうに管がいっぱい…
特に見た目の怖さが、メスを入れた付近にドレーン、という
身体に血液や水分が溜まらない様に体外へ出す、
管です💦
これは痛みや違和感など全く感じませんでした!
「抜く時がすっごくすっごく!!痛いんだよーーーー💦」
と、それを知ってる友人が言います…(;”∀”)
結果は別日で(^-^)
退院は感染症などなく順調にいけば、
2週間後くらい。
手術して翌日からはトイレに自力で行くように。
と言われ、
「む、むりーーーーっ!
こんな起き上がることもできないのに…(´;ω;`)ウッ…」
手術当日の夜は、
「痛み止めなんてやってます?痛いとか超えて気絶しそう!」
痛みをこらえる声と、
辛くて泣いてる声を押し殺して、
寝れない夜を過ごしました…🌙
夜中、看護婦さんが見に来てくれ
「こうすると楽ですよ」と、
身体を横にし腰のあたりに布団を丸めて支えにします。
たしかにらく。
優しい看護婦さん。
あの時は本当に、天使に見えました!ありがとう…👼✨
手術を迎えて、ホッとしたりと痛みと怖いのと。
でも、主治医の言葉しか信じるしかない今の私は、
この激痛の長い夜と闘っていくのです!!!
少しでも参考になれば、幸いです